Pursuit of excellence
スタッフ研鑽記

中野正博

役職 | 特任講師 |
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研修施設 | 群馬県立心臓血管センター |
経験 | 約300例の高度なアブレーション治療 |
学び | 現在の学外活動(学会活動や、学外でのアブレーション指導) の礎となる先輩医師とのつながり |
日本屈指のハイボリュームセンターで2年の研修
私は千葉大学大学院での不整脈研修後、2013年4月から2015年3月までの2年間(医師8年目から9年目)、群馬県立心臓血管センターで不整脈シニアレジデントとして、アブレーション治療の研修をさせていただきました。
同院は毎年1000例以上のアブレーション治療を行っているハイボリュームセンターで、1年目は内藤滋人先生(現院長)・中村紘規先生(現第2部長)、2年目は熊谷浩司先生(現東北医科薬科大学教授)にご指導いただきました。

「技術向上」と「つながり」を生んだ毎日6例のアブレーション治療
私自身は、約300例のアブレーションを術者として治療させていただき、その他の多くの症例にも助手として治療に携わり、ハイボリュームセンターのアブレーション治療を体感してきました。今振り返ると、平日は毎日6例程度のアブレーションを朝から夜まで行っており非常に忙しい日々でしたが、日に日に自分の技術が向上していくのを強く実感できた2年間だったと思います。また、同院には同じような志をもった歴代のシニアレジデントがおられ、そうした先生方とのつながりが現在でも学外での活動の礎となっています。

仲間とともに千葉県の不整脈医療に貢献したい
千葉大学循環器内科には、海外留学、国内研修、大学での研修、関連病院研修など、幅広く経験しているスタッフが多数在籍しています。今後も多くの有望な若手医師を迎え入れ、千葉県の不整脈医療に少しでも貢献できればと思っています。
千葉大学大学院医学研究院不整脈先端治療学
中野正博