心臓の仕組み
心臓は身体のエンジン
心臓は、発電所のようなもの、あるいは車でいうとエンジンといえます。
一生涯を通じて一時も休むことなく動き続けます。休むことなく血液を送り出すことで、身体の各部位が十分な酸素と栄養素を得ることができます。
心臓はすべてのエネルギー源
心臓は、体内の血液を循環させ、酸素や栄養素を全身の細胞に供給する重要な器官です。
肺から酸素を取り込んだ血液を全身の組織や臓器に送り届けるために絶え間ないポンプのように働きます。
心臓が停止すると、全身への血液供給がストップし、意識を失って倒れてしまいます。そのため、心臓は休むことなく働いていると言えます。
心臓は、発電所のようなもの、あるいは車でいうとエンジンといえます。
心臓の仕組み
心臓は、人体内の血液を循環させる重要な臓器です。その構造は、ポンプのような機能を果たします。心臓は連続的に拡張と収縮を繰り返し、肺や体中の組織に血液を送り出します。このポンプの中には、左右の心室と左右の心房という4つの部屋があります。心室は血液を体中に送り出す役割を果たし、一方で心房は血液を受け取る役割を担います。
心臓の動き
心臓は、一生涯を通じて一時も休むことなく動き続けます。休むことなく血液を送り出すことで、身体の各部位が十分な酸素と栄養素を得ることができます。
通常1分間に60~100回規則正しく収縮・拡張し、全身に血液を送り出しています。
こうした心室や心房の収縮や拡張は、心臓内を伝わる微小な電気刺激によってコントロールされています。
心臓の電気信号は、洞房結節から始まり、房室結節、束支系を経て心室に伝わります。
不整脈は心臓の電気信号リズムの乱れ
このように、心臓の電気刺激は、適切な順序で収縮と拡張を調整し、正常な心拍を維持します。
しかし、何らかの原因で電気信号の発生や伝達に異常が起こると、不整脈が発生します。
不整脈は、心臓の鼓動が一定のリズムで打たれていない状態を指します。
心臓の電気信号のリズムが乱れることで、脈が速くなったり、遅くなったり、不規則になったりする状態を指します。心臓の拍動は、電気信号によって規則正しくコントロールされています。